カラオケ


 ボーカル入りの音楽を簡易カラオケにする実験です。

  1. 左右の信号を引き算したものを 両方のスピーカから送出するプログラムを作成します。
  2. ボーカルが一人入っているステレオ録音の音楽を再生してみましょう。 なお、一部に効き目のない録音もあります。
  3. マイク入力と音楽を合成するプログラムを作成しましょう。
  4. 残響付加を組み合わせてみましょう。
  5. 原理を考えてみましょう。 ボーカルをv(n)、ギターをg(n)、ドラムをd(n)、 左右の音楽信号をそれぞれxL(n), xR(n)とすると、
      xR (n) = v(n) + ag,R g(n) + ad,R d(n)
      xL (n) = v(n) + ag,L g(n) + ad,L d(n)
    でモデル化できます。
なお、逆にボーカルだけ取り出すのはたいへんです。 何故たいへんなのかは、原理から考えてみましょう。

 マイク1本とアナログ出力を持った携帯用音楽再生デバイスや携帯電話とを 同時に接続したい場合には、以下のように接続すると良いでしょう。 なお、PCの「ボリュームコントロール」で

となっていること、 「コントロールパネル」→「サウンド、音声、およびオーディオデバイス」 →「Device Control」で 「モニタリングを有効にする」にチェックが入っていること を確認してください。
Connection
実験装置の接続例

Property for Volume control
「ボリュームコントロール」の「プロパティ」

Volume control
「ボリュームコントロール」

Device Control
「Device Control」


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