プローブとチャンネルの対応は下記の通り。
デスクトップのポケットロジアナアイコン
を実行するか、
「スタートメニュー」の「プログラム」から「ポケットロジアナ」を起動する。
以下のような画面が表示される。
正常に起動できた場合には、メニュー下のテキスト枠に
「ハードウェアは正常です」と表示される。
「ポケットロジアナが見つかりません」
というメッセージが表示された場合には
エラーが発生しているので、
ロジアナとパソコンの接続等を確認する。
この枠には重要なメッセージが表示されることがあるので、
不審に思った際にはこの枠を確認すると良い。
「設定」メニューの「ハードウエア」を選ぶと、 チャンネル数や測定時間を設定できる。 本実験では、モードを「100MHz 16ch 32kbit」にしておくと良い。 測定時間が短すぎて後ろが途切れるようであれば、 モードを「100MHz 16ch 256kbit」に変更する。
なお、保存した測定データを読み出す際には、 測定時と同じ設定にしておく必要がある。
測定を開始する条件を設定できる。 「トリガ」と書かれた列を使用する。 「左」と書かれた部分は、通常はそのままで良い。 その下にある「Raise」の部分が測定開始条件で、 これはチャンネル1の信号が立ち上がった場合に測定を開始することを示している。 この列でマウスボタンをクリックすると、以下の順序で変化する。
-
: このチャンネルはトリガには使用しない
トリガとしては、測定を開始したい条件を設定する。 観測したい事象の最初に変化するがあれば、それを用いると良い。
「信号名」の下側の列には、 任意の信号名を書き込める。 マウスの左クリックで入力状態になる。 カーソルキーで上下に移動できるので、 続けて複数個入力したい場合には、 カーソルキーで移動させると楽である。 ただし、カーソルキーで次の項目に移動しても、 枠にはテキスト用カーソルが表示されない。 それでも入力は可能なので、とにかく文字を入力してみると良い。
大勢が同時に印刷しようとすると、 誰が印刷したものなのかが区別できなくなることがある。 信号名のところに自分のものであると区別できる情報を書き込んでおくと良い。 例えば、名列番号を付記しておく。
「RUN」ボタンを押せば測定を開始する。 いつまで待っても測定が終らない場合には、「STOP」ボタンで停止させて、 接続やトリガが間違っていないかどうかを確認する。
任意の時刻や、任意のパターンの場所を表示させる機能がある。
「FIND」ボタン
を押すと下記の検索条件の入力画面になる。
ウインドウ右上にある
を用いると、観測データを数値表示できる。
「A」は表示したいデータの時刻を指定するカーソルを示し、
マウスで左クリックするとA→B→C→D→Aと変化する。
検索結果は「C」カーソルになる。
「8-1」はチャンネル範囲である。
「HEX」は16進数表示を示す。
他に10進数 (DEC) 、2進数 (BIN) がある。
右下の窓に数値が表示される。
波形の印刷には「編集」メニューの「波形コピー」を使用する。 波形をファイルに保存するか、ペイント等に貼り付けるか、いずれかになる。 「ファイルに保存」をチェックして「OK」ボタンを押すと、 「名前を付けて保存」ダイアログが表示されるので、 保存場所とファイル名を指定する。 「ファイルの種類」はデフォルトで「拡張メタファイル(*.emf)」となっている。 このファイルはWordやPowerPointで読み込める他、 「Windows画像とFAXビューア」で表示や印刷が可能なので、そのままで良い。
保存したファイルをダブルクリックすると、 「Windows画像とFAXビューア」が起動する。 印刷ボタン (小さなプリンタの絵) を押すと、 「写真の印刷ウィザード」が起動する。 「印刷オプション」の 「使用するプリンタ」は「\\exp1gw\lp」とする。 「Microsoft Office Document Image Writer」では印刷できない。 ロジアナの観測結果は横長なので、 「印刷の基本設定」で「印刷の向き」を「横」にすると良い。
なお、「ファイル」メニューの「印刷」では印刷できないので注意すること。 単に「ロジアナや信号発生では、波形コピーを利用してください」 と表示される以外には何も起こらない。
大勢が同時に印刷しようとすると、 誰が印刷したものなのかが区別できなくなることがある。 信号名のところに自分のものであると区別できる情報を書き込んでおくと良い。 例えば、名列番号を付記しておく。
観測結果をディスクに保存できる。 「ファイル」メニューにある「名前を付けて保存」を実行する。 波形や信号名がそのまま保存できる。 保存場所は、自分の作業用ディレクトリとすること。
保存したデータは、「ファイル」メニューにある「開く」で読み出せる。 読み出し前に、チャンネル数や測定時間を測定時と同じにしておくこと。 チャンネル数や測定時間を変更するには、 ロジックアナライザをパソコンと接続する必要がある。 プローブを接続する必要はない。
(作成: 2002年10月2日, 最終更新: 2006年09月27日)