UNIXにおけるファイルとデバイス


 UNIXでは、 ファイル (例えばC言語のソース, LaTeXの文書) と デバイス (シリアルポート, プリンタポートなど) を 同じように取り扱えるようになっている。 デバイスは/devというディレクトリ下にあることが多い。 今回の実験で使用するシリアルポートは、 /dev/ttyd1である。 サンプルプログラムでは、 COMPORTで参照できるようになっている。

 シリアルポートを使用するためには、 まずfopen(3S)などでファイルをオープンする。 データの送信には、ファイルへの書き込み関数である fprintf(3S), fputs(3S)などを使用する。 データの受信には、 ファイルからの読み出し関数である fgets(3S), fscanf(3S)などを使用する。 最後に、fclose(3S)でファイルをクローズする。 なお、fopen(3S)などの表記については、 UNIXのオンラインマニュアルを参照のこと。


(作成: 2001年11月19日, 最終更新: 2001年11月19日)