UNIXのオンラインマニュアル


 UNIXにはmanという マニュアルを画面上に表示するコマンドがある。 jmanという日本語版もあるが、 すべてが翻訳されているわけではない。 使い方は、

	man [セクション] 調べたいもの

のようになる。 たとえば、fprintf関数の使い方を忘れたときには、
	man fprintf
を実行すればよい。

 セクションは、 1がUNIXコマンド、2がシステムコール、3がライブラリ関数 のように分類されている。 たとえば、セクション3のintro (概略) を読むには、

	man 3 intro
を実行する。 「セクション3のintro」のことを、 「intro(3)」のように、 セクション名を括弧に入れて書く習慣になっている。

 オンラインマニュアルにはSEE ALSOという項目がある。 ここには関連するマニュアル項目が紹介されている。 より良いやり方が見つかることもあるので、 関連項目も調べてみることを勧める。

 emacsmuleエディタには エディタの内部でUNIXのオンラインマニュアルを読む機能がある。 Cのソースで調べたい項目にカーソルを移動させ、 そこで「<ESC> x man <Enter>」 と入力すればよい。


(作成: 2001年11月19日, 最終更新: 2004年4月20日)