コマンド行編集が可能なシェル
MS-DOSプロンプトには、
カーソルキーで入力したコマンド等を編集する機能はない。
「テンプレート」と呼ばれる機能はあり、
例えば「F3」を押すと最後に入力したコマンドが出てきたり、
「F1」で一文字ずつ出てきたりする。
より高度な機能を使いたい場合には、
コマンド行編集やヒストリ機能を持ったソフトを使う。
現在は、下記のソフトがインストールされている。
- MH (Micro History)
コマンド行編集とヒストリ機能。
- MS (Micro Shell)
MHにコマンド置換 (alias) とディレクトリスタック (pushd/popd) を追加したもの。
これらのシェルを使用すると、
- カーソル上下 (↑↓) で直前に実行したコマンドを探す
- カーソル左右 (←→) やBack Space (BS) で入力した文字列編集する
などができる。
なお、デスクトップの「MS-DOSプロンプト」アイコンを実行すると、
- コマンド行編集が可能なシェルmsを起動する
- カレントディレクトリを
C:\Home
に変更する
を自動的に行なうので楽である。
(作成: 2000年11月28日, 最終更新: 2003年5月27日)