フリップフロップ


概要

 フリップフロップの端子名と使用方法を説明する。


D-Flip Flop (DFF)

入/出 端子名 内容
入力 d データ
clk クロック。立ち上がりでデータを格納。
prn プリセット。低レベルで1を格納。
clrn クリア。低レベルで0を格納。
出力 q データ

D-Flip Flop with Enable(DFFE)

入/出 端子名 内容
入力 d データ
clk クロック。
ena enable。enaが高レベルの時クロックの立ち上がりでデータを格納。
prn プリセット。低レベルで1を格納。
clrn クリア。低レベルで0を格納。
出力 q データ

T-Flip Flop (TFF)

入/出 端子名 内容 [1]との対応
入力 T Tが高レベルの時、clkの立ち上がりでデータを反転。 なし。T=高レベルになる。
clk T。ただし、立ち上がりと立ち下がりが逆。
prn プリセット。低レベルで1を格納。 なし。prn=高レベルになる。
clrn クリア。低レベルで0を格納。 なし。clrn=高レベルになる。
出力 q データ q

[1] 宮田武雄 "速解 論理回路" コロナ社


(作成: 2003年10月16日, 最終更新: 2003年11月13日)