セッションの選択: ADSP-21369 Ez-Kit Lite編


セッションの選択が必要な場合

 初めてVisualDSP++を起動した時やDSPボードを接続せずに起動した時、 あるいは、前回とは異なるDSPボードを接続して起動した時などは、 DSPボードとは接続されない状態で起動します。 このような場合は、VisualDSP++のタイトルバーに 「[Target: (Not Connected)]」と表示されます。

Not connected
未接続状態

 このような場合には、まず、DSPボードとの接続を確認します。 DSPボードが接続されていない、あるいは、電源が入っていない場合には、 DSPボードやACアダプタを接続します。

登録済DSPボードの場合

 一度登録作業を済ませたDSPボードである場合には、 「Session」メニューの「Select Session」から接続するボード 「ADSP-21369 EZ-KIT Lite via Debug Agent」を選びます。

Select session menu
「Session」メニューから「Select Session」を選ぶ

 接続に成功すると、VisualDSP++のタイトルバーに 「[Target: ADSP-21369 EZ-KIT Lite via Debug Agent]」 と表示されます。

Connected
接続状態

未登録DSPボードの場合

 初めて起動した場合など、DSPの登録をしていない場合には、 登録作業を行います。 登録するには、「Session」メニューから「Connect to Target」を選びます。 「Session Wizard」が起動します。

Connect to Target menu
「Session」メニューから「Connect to Target」を選ぶ

 まず、使用するプロセッサを選択します。 「Processor family」から「SHARC」を選び、 「target processor」から「ADSP-21369」を選びます。 「Next」をクリックします。

Select processor
プロセッサを選ぶ

 「Connection type」を選択するダイアログが表示されるので、 「EZ-KIT Lite」を選択し、「Next」をクリックします。

Select connection type
接続形式を選ぶ

 「Platform」を選択するダイアログが表示されますが、 選択肢は一つしかないので単に「Next」をクリックします。

Select platform
プラットフォームを選ぶ

 「Finish」をクリックすれば選択は完了します。 Finish
選択終了

Connected
接続状態

VisualDSP++ Window after connect
接続状態でのウインドウ


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