準備


作業用フォルダの用意とサンプルプログラムのコピー

 準備として、作業用のフォルダを作成し、 そこにサンプルプログラムをコピーします。

 まず最初に、設計演習用のフォルダを作成します。 「マイコンピュータ」の「Z:ドライブ」の中、または、 「マイ ドキュメント」の中にフォルダを作成します。 今後の作業はすべてこの中で行うことにします。 なお、「Z:ドライブ」または「マイ ドキュメント」に置いたファイルは どのパソコンでも共有されます。

 VisualDSP++では、「プロジェクト」という単位でプログラムを開発します。 マルチプロセッサを対象とする場合などでは、 複数のプロジェクトをまとめて「プロジェクトグループ」を作ることもあります。 ADSP-21369 EZ-KIT Liteの場合には、「プロジェクト」単位になります。 一つのプロジェクト毎に一つのフォルダを用意すると良いでしょう。

 設計演習用のフォルダ内にプロジェクト用のフォルダを作成します。 作成したプロジェクト用のフォルダにサンプルプログラムをコピーします。 「Sample1.lzh」 に必要なファイルが格納されているので、 それを解凍します。 解凍方法は ファイル圧縮・解凍ソフト を参考にしてください。

 既存のプログラムを残したままで、それを少し変更したい場合には、 プロジェクトのフォルダをまるごとコピーするのが楽です。


DIPスイッチの確認

 DSPボード上に9個のDIPスイッチがあります。 デフォルトでは下記の設定になっています。 この通りに設定されているかどうかを確認してください。

Default DIP Switch Settings
DIPスイッチのデフォルト設定


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